第2回 真の影成す荒ぶる行い
始めての人は始めまして。そうでなければお久し振り。絵札束音です。
今回は前回触れた六武衆の荒行、そして六武衆の真影の相性を語っていきたいと思います。
尤も、これは元々六武衆を扱っていた人にとっては初歩的なものかもしれませんが。
六武衆の荒行、とは
はい、何がともあれまずを実物とテキストをどうぞ。
速攻魔法
(1):自分フィールドの「六武衆」モンスター1体を対象として発動できる。
対象のモンスターとはカード名が異なり、同じ攻撃力を持つ「六武衆」モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
このターンのエンドフェイズに対象のモンスターは破壊される。
同じ攻撃力でかつ対象と同名のモンスター以外という面倒な条件とエンドフェイズに破壊されるというデメリットがつきますが、貴重なリクルート札であります。
有効に扱うためにはある程度攻撃力を揃えた上で別名のモンスターを複数投入する必要があるのですが、ここで六武衆の真影の出番という訳です。
真影は属性・レベル・攻撃力・守備力をコピーしますが、名前はコピーしません。そして元々六武衆の名を有しています。
つまりこのカードを利用すれば、事実上墓地の同名モンスターをコストとしたリクルート札として扱えるということです。
六武衆内での特殊召喚可能な組み合わせは、遊戯王wiki内にある荒行のページに掲載されていますが、中には組み合わせることのできない数値のモンスターもいます。
六武衆ニサシ
六武衆ヤイチ!
六武衆ヤリザ!!
影六武衆キザル!!!
ですが、真影を組み合わせることでそれが解禁されます。
また、別の組み合わせが可能でも単純な水増し要員だったり遇えて効果を使用せずにゲンバや御霊代をリクルートするなど、可能性は無限大なのです!
……
……失礼しました。興奮してしまいまして。
今まで散々高評価を下した真影ですが無論、全く欠点がない訳でもありません。
六武衆の真影は自身の効果で特殊召喚可能ですが、そのためには影六武衆を召喚・特殊召喚する必要があります。更にそもそも墓地が充実していなければ、真影による能力コピーは行えません。
この問題点を解決できる影六武衆がいるのですが、これは次回以降に触れていきましょう。ある程度、情報を纏めてから記事を書きたいですしね。
それでは、また。